
第1期 エキスパートCE認定者 / 宿里恵 ( 臨床工学技師 )

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私がまだ新人だった頃、上司には的確で明確な指導を求めていたことを思い出します。それがいつの間にか新人を指導する立場になり、いくつもの壁にぶつかってきました。スタッフには自分より経験の長い人もいて、気が引けて何も言えなかったり、強く言えなかったりすることがあります。また、勤務シフトによる擦れ違いで自分が見ていない時間帯に部下が起こしたミスやトラブルを後から知った時などは対応に苦慮します。
そんな日常の中に、エキスパートCEの受験という話が飛び込んできました。候補者はまず「エキスパートCE研修」を受講。CS基本行動について検討しながら「エキスパートCS行動マニュアル」をグループで作成、次いで基本行動についてロールプレイングを行い、それを個別にビデオ撮影して講評を受けます。筆記試験や実技の結果を総合して合否が判定されました。
今回の挑戦はこれまで自分がやってきたことを見直す良い機会になりました。研修の中でうまくできないこともありましたが、それによって自分の課題が明確になりました。ビデオで撮影された自分の姿を恐る恐る見ましたが、「患者さまからはこんな風に見られているのか」という発見がありました。これまでは無我夢中で、周りからどう見られているかということに思いがおよびませんでした。
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私がこの仕事を続けている中で一番やり甲斐を感じるのは、透析患者様とのコミュニケーションがうまくいき、親身になってかかわることができた時です。患者さまが無事に透析を終えてお帰りになる時の安堵感は何とも言えません。
これからはエキスパートCEとして、看護師と十分に連携をとって、患者さまがさらに安心して透析を受けていただけるような環境作りに邁進したいと思っています。
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